「武蔵6号」などで考えられたのは、ランタンリッチニッケル合金という水素と結びつきやすい合金を利用する方法です。これは水素吸蔵合金と呼ばれるもので、水素ガスを封じ込めることのできる特殊な合金です。わずか米粒大のランタンリッチニッケル合金に、牛乳ビンー本分ぐらいの水素ガスを吸蔵できるというのですから、大いに期待がもてます。今回のテストでは60平方メートル分の水素を吸蔵させたとのことですが、これだけの量で通常走行なら350km〜400kmぐらい走れるのです。
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水素ガスは無尽蔵といわれている上に、燃えても水が発生するだけで排気ガスもクリーンであることから、今後のクルマのエネルギー源として注目されているのです。コスト面や供給面でまだまだ克服しなければならない課題もありますが、石油に代わる代替エネルギーとして研究する価値のあるものとされています。